2011年6月7日火曜日

SACRED WATER

先月25日から一週間、ベルギーに行ってきた。
Bruges、Ghent、Brusselsでベルギービールを飲むという趣向だ。

ベルギーには、トラピストビール、ホワイトビール、ランビック、フルーツビール等々、約1500種類以上のビールがあるそうだ。ベルギービールは味だけでなく、各々違うビールグラスに注がれて出てくるのも楽しみだ。 バーには本当に沢山の種類のグラスがおいてある。
アルコール度数も高い。『ビール』と思って飲んでいると、いつの間にかボディーブローのように効いてくるのだ。

中でも、楽しみはトラピストビールだ。マンハッタンで飲むChimayはめちゃくちゃ値が張る!本場では如何でしょう?

ヨーロッパで中世の頃、ワインやビールを保存用飲み物として修道院が醸造していたそうで、トラピスト会の修道院で作られたものが、今でも存続している。キリスト教と言えば、ワインを思い出すが、やはり原材料のぶどうが手に入らないところでは小麦とホップでビールだったのだろう。どちらにせよアルコール飲料というのが興味深い。
トラピストビールはベルギーでは6種類ある。

まずは有名なChimay。
Chimayは赤、青、白、黒の4種類ある。これは赤。
Achel。
種類は全部で5種類。色はブラウンとブロンド。これは5%のブロンド。
Orval、WestmallとChimay。
スーパーで買ってきた瓶ビール。Chimayは赤。Westmalleはダブルでアルコール7%。
Rochefort。
6,8,10の3種類があって、これはロシュフォール6でアルコール分7.5%。
これで5種なのだが、残りの一種、Westvleterenがなかなか手に入らないのである。世界一のビールらしいのだが、ブルージュのビールパブでもメニューに入手不可と書いてあった。
Not Availableだそうだ。
トラピストビールは全体的に味わいが深く、高アルコール濃度。好き嫌いがあるかもしれないが、美味しいビールだった。

因みにChimayはマンハッタンのレストランで$9位したが、ブルージュやブリュッセルのスーパーでは€1位で売っていた。すごいインフレだね…。

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