今回は仕事の話で行ったのだが、このギャラリーは僕の好きなギャラリーのひとつで久しぶりに絵画コレクションを堪能してきた。
このギャラリーは、Group of Sevenと呼ばれる1920年代に活躍しフランス印象派の影響を受けたカナダを代表する画家の絵のコレクションとFirst NationsやInuitsなどのカナダ先住民のアートコレクションが豊富にある事だ。
Group of Sevenは、Franklin Carmichael、Lawren Harris、A.Y. Jackson、Frank Johnston、Arthur Lismer、J.E.H. MacDonald、Frederick Varleyのオリジナル7名プラスA.J. Casson、Edwin Holgate、L.L. FitzGeraldの10人でなる画家集団だ。これにカナダ風景画を代表するTom Thomsonが加わりコレクションとして展示されている。
僕の子供達の高校がA.Y. Jackson Secondary Schoolだったこともあり、昔ちょっと調べた事があった。カナダの大自然、特にアルゴンキン州立公園を描いている絵は味わい深く素晴らしいものが多い。
今回はこのギャラリーのPR担当の人に50年前に植林された森とはまるで思えない自然の中の遊歩道をゆっくり散歩しながら案内をしてもらった。
今まで知らなかった事の一つが、墓地。このギャラリーの敷地内には、McMichael夫妻を初めとしGroup of Sevenの5人の画家が埋葬されている。
Arthur Lismer, Frederick Varley, Lawren Harris, Frank Johnston, A.J. Casson and A.Y. Jacksonの6名が埋葬されている。 |
こじんまりとした墓地である。大きな岩が墓石となっている。 |
これはA.Y. Jacksonの墓石 |
今回、新たに発見したのが昨年州政府の助成金を使って作ったSculpture Gardenである。このGardenで展示されている彫刻が、ウルトラマンなのかエイリアンなのか判らないのだが、どこかで見た事のあるような感じで、なかなか面白い。
これらはIvan Eyreというマニトバ州の作家が寄贈したIcon Northという作品だ。
男性と女性のヒューマノイドの銅像。 |
こちらは横座りをした女性のヒューマノイド。 |
こんな風に銅像が置かれている。表面は特殊なロウを塗布してあるそうだ。これは作品を守るためだそうだ。 |
ヒューマノイドと犬。 |
これは人魚か? |
今年の紅葉は余り美しくないらしい。強風と雨の為に折角色を付けた葉が、どんどんと落ちてしまうのできれいに紅葉をしていないらしい。
でもここにはきれいなメープルもあったよ!
MCMICHAEL CANADIAN ART COLELCTION
10365 Islington Avenue
Kleinburg, Ontario, CANADA
905.893.1121 or 888.213.1121
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