2012年3月4日日曜日

HIDEOUT

とうとう念願のバーに行ってきた。
かなり前に何かの雑誌で読んで、是非行ってみたいバーのトップ3に入っていたバーなのである。
その名はPDT。PLEASE DON'T TELL、「お願いだから言わないで」。

'EAT ME'の看板がなんとも言えない有名なホットドック屋、CRIFT DOGSの中に入り口がある。
ホットドッグ屋の中にバーへの入り口がある。
店を入ると左側に古い電話ボックスがあって、その奥がバーになっている。ドアを開けてもらうには、中の赤い電話の1番をダイアルする。そうすると、"May I help you?"と女性が突然壁と思っていたところが半開きになり対応してくれる。
電話ボックスの中の赤い電話。これがバーとの通信手段。
店の開店は6時なのだが、4時半くらいからホットドック屋の中で人がたむろっている。5時半くらいになると店の中はPDTの開店を待つ人で一杯になる。
5時半には既に外に人が溢れている。ホットドックを食べに来た訳じゃないんだね。



実は、開店と同時に入ろうかと思ったのだが、ダッシュしそびれて今日入るのはあきらめていた。

O川夫妻と食事をした後、ダメもとで行ってみると、ラッキーな事に小一時間開いているテーブルがあって入れてしまった。
中はこんな感じ。それ程広くはないが、居心地のいい空間だ。剥製がたくさん飾ってある。シャポーをかぶった熊もいる。
Gramercy Tavernで働いていたバーテンダーがユニークなカクテルをシェークする。
飲んでみたかったベーコン風味のバーボンとメープルシロップを使ったOld Fashion。オレンジピールが入っているせいか、香りがちょっと微妙…。でも美味しく頂きました。
Old Fashion。真四角の大きな氷が真ん中に浮かぶ。

一杯飲んでいる間でも、ひっきりなしにドアベルがなる。例の電話で1番をダイアルしている人達だ。
対応する女性も「席は満員。待ち時間は1時間くらいかしら。」そして、待ちリストに名前を追加していく。
ドアベルが鳴ると、ちょっとだけドアを開けて対応。ひっきりなしに人が訪れる。
客が帰ると、そのリストに載っている人に直ぐ電話。「空きましたよ~。」という感じ。

カクテルの値段は一杯15ドル也。4人で一杯ずつだったので、きっちり60ドル。
しばらく飲んでいなかったカクテルを行きたかったバーで飲んで、満足、満足。

ビジネスカードも分厚く、秘密めいた感じがするのは、やはりバーの名前からくるのだろうか!?
Please Don't Tellと電話番号しか書いていない。秘密っぽいでしょ!
PDT
113 St. Marks Pl (between Ave A and 1st Ave; west basement)
New York, NY
212.614.0386

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