昨日は、ブルックリン探索をするはずだったのだが、ちょっとした駐車場の手違いがあってNolitaに行ってきた。ぷらぷらとAlphabet CityからBoweryの方角に歩く。
老舗のデリ、Katzにはいつものように長い列。ここのサンドウィッチ(コーンビーフとかローストビーフ)、マッツォボールスープはボリューム満点で美味しいので、人気がある。ピクルスも美味しい。
 |
人気のユダヤ系NYデリのKATZ'S |
ところで、Alphabet Cityというのは、数字の番街(1番街、2番街…)がアルファベット(Avenue A、Avenue B…)に変わるEast Villageの東を指す。NolitaというのはNorth of Little Italyの略でSOHOの東側だ。SOHOもSouth of Houston Street、NOHOもNorth of Houston Streetと略してある地名は結構ある。TribecaだってTriangle below Canal Streetを縮めた呼び名だ。マンハッタンの名称も意味があるものが多いので、知ろうとするとややこしいね。
まあ、そんな事はいいのだが、美術館の名前は、NEW MUSEUM。Boweryにスッとそびえるガラスのビルだ。正面に一輪のバラが飾られているのが目印。
 |
小さくてあまり良くわからないが、右正面にバラが一輪飾ってある。 | |
入場料12ドルを払って最上階7階から下がってくる。美術館なので天井が高いせいか、階段が無限に見える。
 |
入場券とパンフレット |
 |
下を眺めても階段が続く。 |
この日は、ラテックスで色々な形状をつくるLynda Benglis、どう見ても顔がニャロメっぽい人物像を描くGeorge Condoの作品が展示されていた。難しい…。特にLyndaの方は、難しい。近代美術は理解を超えた、感性の感じ方だと思うので、僕にはその享受する感性がまだないのかもしれない。
そんなNEW MUSEUMだが、結構人気があるようで、特に1階にあるギフトショップはすごく混雑している。
地下の壁に、寄付団体の名前がプリントされていた。ユダヤ系からの寄付が目立つ。場所柄、ユダヤ人街も近いし、美術啓蒙活動に結構な資金援助をしているのだろう。
もう少し判り易い展示会の時に、再度行ってみたい。
NEW MUSEUM
235 Bowery
New York, NY 10002
212.219.1222
0 件のコメント:
コメントを投稿